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2007年01月21日

額面(ゴルフ会員権)は高い方がよいのか。

 普通にゴルフを楽しむ分にはゴルフ会員券の額面の高低はまったく気にすることはない。普通にというのは、ゴルフ会員権を購入し、プレーしなくなったら売却するというサイクルで考えればということにおいてである。

 では、購入者が高額面を指定するのはどういうことを考えてのことか。償還期限が到来すれば返還要求しようと考えてのことか、或いはゴルフ場が破綻した場合のことを考えているのか。

 旧和議法が民事再生法に替わるまではゴルフ場も一部返還要求に応じていたが、民事再生法は支払不能や債務超過など破産の原因たる事実の生ずるおそれがあるとき、その申し立てができるので現在は償還期が到来し償還に応ずれば破綻することが明らかな場合、償還には応じない姿勢でいるからこのことで言うなら高額面であっても意味がない。一般に高額面のゴルフ会員権発行コースはバブル期、或いはそれより少し前のオープンコースで、そういったゴルフ場はこのデフレで減損会計処理すればほとんど債務超過にある。

 では、民事再生の申し立てがなされたらどうなるか。再生計画の認可は、出席債権者数の過半数で届出債権額の1/2以上の同意が必要となっているが、債権のカット率95%くらいでも同意が得られているので、仮に現在の相場が200万円で、額面が3,000万円でも残債150万円となり購入金額より低くなるし、また仮に相場が100万円としても、償還が10年据え置きともなれば実質物価上昇率ゼロでも、率はともかく絶対額が小さいのでほとんど意味をなさなくなるだろう。インフレにでもなっていればなおのことである。

 バブル期以前にオープンしている、いわゆる昔からあるコースは会員券額面が低く、相場が額面を上回っているコースがほとんどなので償還による破綻の心配はないであろう。ということで、一般論ではあるがゴルフ会員権売買の際、高額面指定の購入は意味がないという結論である。

投稿者 golf : 2007年01月21日 14:03

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