« ゴルフ会員権は上がる? | メイン | デフレ下の妥当なゴルフ会員権相場 »
2007年02月25日
昨年前半のゴルフ会員権相場
昨年、年明けから夏場までのゴルフ会員権相場は関東で平均50%程度値を上げたが、それでも現在の平均価格で300万円程度である。50%という比率を見ると相当に値を上げたように見えるが平均価格1,000万円から50%上げるのと、200万円から50%上げるのでは意味が違う。
80年代後半のバブル期にゴルフ会員権は2,000万円を割る物件はなかった。現在は10万円のものもある。最低価格で見る限り、1/200である。昨年前半の上げ相場は行き過ぎた下落が少し戻しただけであり、決して過剰流動性がゴルフ会員権市場に廻ってきたわけではない。どの辺りがまともな相場かと言うことを論じるためには額面を考慮する必要がある。少なくとも個々には相場が額面を割るというのは正常な状態ではない。株式であれば資本であり拠出資本までは有限責任を負うので、PBR(株価純資産倍率)という指標で割安か割高か判断出来るが、ここでは預託金債権を考えているので株式指標のように判断するのは妥当ではない。
プレー権があるので単純に論ずることは出来ないが、預託金はコースに対する貸付金ということもでき、額面に年々のインフレ率を乗じて年複利で計算した金額が相場を割り込んでいなかったら損失がなかったと言えるかもしれない。全国平均で言うなら全国のコースの全額面の単純平均を算出し、やはりインフレ率の年複利で計算するのがよいかもしれないが、個々に入会年月日が違うし時間軸の基準をどこにするのかという問題があるので単純にはいかない。やはりどの辺りが妥当な相場かというのは全国レベルでは出せないかもしれない。単に前年比でどうなのかという論じ方にとどまるのか。
ではデフレ下ではどのように考えればよいのか、を次回に。
投稿者 golf : 2007年02月25日 12:48