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2007年03月17日

中国の外貨準備1兆ドル超

 外貨準備1兆ドルは中国に投機資金が流入し、為替介入の結果だという。規制が効かない以上、金融政策の独立性維持から変動相場制を受け入れなければならず、その結果切り上げを覚悟すべきだという。以下に産経新聞から。

 中国への人民元切り上げ圧力がやまない。「投機資金流入をどう食い止めるかという問題に悩まされている。」なぜ切り上げに踏み切れないのか。「都市部と格差が広がる農業に国際競争力がないから、元高が失業増を招くという主張だ。中国はすべての問題を割高な為替レートで解決しようとしている。」

 金融政策は機能しているのか。政府のコントロールが効かなくなってきた。WTO加盟後、多国籍企業などが自由自在に中国に金を差し入れしている。」05年7月には固定相場制から「管理フロート制」移行を打ち出した。「規制が効かない以上、金融政策の独立性維持には、変動相場制を受け入れなければならず、その結果は切り上げにつながることを覚悟すべきだ。重要なのは割安な為替レートが中国にとって本当にいいのかという問題だ。」

 元安政策のデメリットは。「中国の外貨準備は1兆ドルを越して世界一の規模。これはあくまで為替介入の結果。中国一人あたりGDPはまだ2000ドル程度。貧しい国が、その20倍豊かな先進国に金を貸している。――政策提言は「70年代の日本のように、為替レートを受け入れ、生産性上昇へ成長構造を転換すべきだ。日本は、景気を気にしすぎて、円高阻止のため市場に介入してバブルを招いた。中国は日本の教訓を吸収していない。」(07/03/14 産経新聞朝刊 政策を問う 関志雄 野村資本市場研究所シニアフェロー 記事抜粋)

投稿者 golf : 2007年03月17日 11:06

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