名義変更料込みゴルフ会員権投稿日:2009年09月11日
コースによってはゴルフ会員権を複数に分割し、分割物件については名義変更料を無料にするところがある。主に償還期限が到来したにもかかわらずその資金に窮し、預託金を償還する換わりに証券を分割して他に譲渡してもらい、名変料を無料にするという会員権である。また、名義変更料はメンバーがクラブに代って徴収する権利を付与される会員権もあるようだ。
この分割の際、通常、クラブは新たに会員と契約を締結し直し、償還期限の延長を図る。クラブにとっては分割によって会員権の一口の額面が低くなりまた、償還期限も延長できるのでそれなりにメリットがあるのかも知れない。しかし、会員にとってはメンバーが分割分だけ増加するのでエントリーがしにくくなるという不利益を被ることとなる。
とはいえ、売却によっていくらかの資金の回収が図れるのでよいと言えるのかも知れない。クラブ経営会社が民事再生法の申請でもすれば、再生計画で預託金債権の97%カットという案が通るようなことを思えば分割物件をさっさと売却していくらかの資金でも回収するのが得策のようにも思える。
また、クラブも分割などの策より、いっそのこと民事再生法で債務を整理して出直す方がよいとも言える。ただ債権者の同意が必要となるので、コースもその辺りはそれぞれに計算があるのであろう。ということで、このような会員権のプライスナビへの掲載は、特約条件に「名義変更料込み」或いは「名義変更料不要」等として分割物件である旨を明記下さい。
この分割の際、通常、クラブは新たに会員と契約を締結し直し、償還期限の延長を図る。クラブにとっては分割によって会員権の一口の額面が低くなりまた、償還期限も延長できるのでそれなりにメリットがあるのかも知れない。しかし、会員にとってはメンバーが分割分だけ増加するのでエントリーがしにくくなるという不利益を被ることとなる。
とはいえ、売却によっていくらかの資金の回収が図れるのでよいと言えるのかも知れない。クラブ経営会社が民事再生法の申請でもすれば、再生計画で預託金債権の97%カットという案が通るようなことを思えば分割物件をさっさと売却していくらかの資金でも回収するのが得策のようにも思える。
また、クラブも分割などの策より、いっそのこと民事再生法で債務を整理して出直す方がよいとも言える。ただ債権者の同意が必要となるので、コースもその辺りはそれぞれに計算があるのであろう。ということで、このような会員権のプライスナビへの掲載は、特約条件に「名義変更料込み」或いは「名義変更料不要」等として分割物件である旨を明記下さい。