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上手なゴルフ会員権売買

Prologue

このサイトはこれまでにないシステムとなっていますので、会員になるのにちょっと勇気が要ると感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、全くそのようなことはありません。 まずは会員ページから「会員登録」し、ID・パスワードを取得ください。

次に「物件登録」をするのですが、その際、間違いのないよう自身の売買コースであることはよくお確かめ下さい。 冠が同名でカントリー倶楽部やゴルフクラブで名称の違うコースもありますから。 「会員登録」を済ませてID・パスワードを取得すれば、まずは第一歩を踏み出せたことになります。『じょうずなゴルフ会員権のネット売買』などと大仰な言い方をしていますが、何のことはない、単に「真実のやりとり」をすればよいだけのことです。これが実はとても大切なことなのです。

妙な駆け引きなど必要ではないし、その様なことはむしろ相手の方に人間性を疑われ、この人とは売買したくないと思われかねません。しかし、マーケットを読みとる力は必要です。
「マーケットを読む」ことと、「駆け引きする」こととは全く意を異にします。

ゴルフ会員権売買のマーケットとは、換言すればあなたがこれより売買するクラブのプライスナビ(ゴルフ会員権相場ボード)のことであり、またゴルフ会員権売買ができる弊社サイトのプライスナビ全体のことである、と言うことができます。 そして日本の経済がどのような状況にあり、日銀はどのような金融政策を採っているのかくらいは認識しておく必要はあるでしょう。

会員権相場が上昇する場合、マーケット全体が上げ潮に乗ります。そして下落局面でもやはり、マーケット全体が下落します。とは言っても、個々のコースでタイムラグはあります。 上げるときには先陣を切って上げ、下げるときにはしんがりで下げるようなコースもあります。このようなこともコースの特性として知っておくべきでしょう。

また、マーケット全体が落ち着いているか上昇傾向にあるのに、あるコースだけが独歩安で下落するというようなこともあります。その様な場合、財務状態の悪化が露呈したり、新規募集を始め募集金額が相場かそれ以下であったり、或いはその募集で需給関係が悪化したりすることで相場の下落に繋がるようなことが考えられます。

「マーケットを読む」とは、このようなことを考慮しつつ、個々の会員権の需給関係を読みとりながら売買することです。またクラブの財務状態も知っておくことは大事なことなのですが、財務諸表は株式会員制のゴルフ場や上場会社が所有するコースを除いて開示されておらず一般にはわからないものです。

しかし、当該クラブに所属している人はどのような財務状態にあるのかは概ね感じ取っているものなので、紹介者になって下さる方に尋ねてみるとよいでしょう。このような情報も会員権を売買する際には大切なことと言えます。

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Chapter 1 需給バランス

さて、プライスナビは、譲渡者は「売」、購入者は「買」で上下に分けて表示されるようにシステム化されています。これからが『じょうずなゴルフ会員権のネット売買』の本論です。

『じょうずなゴルフ会員権のネット売買』とは、つまるところ「物件登録」する際、プライスナビに掲載する物件の価格の付け方であると言い換えることができます。

マーケットを読み、いくらで売り買いするのかを考えることはとても楽しいプロセスです。自身が考える価格で売買できれば痛快な気分になれるものです。このプロセスを他の人に任せるのは「もったいない」とは思いませんか。

まず、上下の「売」・「買」の欄の多寡を見ます。「売」が多いと相場は弱含みであり、「買」が多いと強含みとなります。「売」、「買」が拮抗していればば需給バランスがとれている状況にあります。 「売」が多いと「買い手市場」となります。「買い手市場」とは、売り物件が過剰で、買い手に有利な市場の状況に有ることを意味します。そして「買い手市場」になると、買い手に有利な価格や条件で取引が成立しやすくなり、需給関係の不均衡を解消する過程で相場は下落していきます。

逆に「買」が多いと「売り手市場」となります。「売り手市場」とは売り物件が品薄で、売り手に有利な市場の状況に有ることを意味します。そして「売り手市場」になると、売り手に有利な価格や条件で取引が成立しやすくなり、需給関係の不均衡を解消する過程で相場は上昇していきます。

ここまで理解すれば『じょうずなゴルフ会員権のネット売買』の解をほとんど得たことになります。従って、まず見るべきところは「売」が賑わっているのか、「買」が賑わっているのかということなのです。 この際は、プライスナビの価格は無視します。需給関係がどのような状況にあるのかをまず見るのです。そしてプライスナビは「売」の最安値が最下段に、「買」の最高値が最上段に来るようシステム化されています。

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Chapter 2 売り手市場

これからは「売」、つまり譲渡したい方を例にお話しを進めます。需給関係を確認したのなら、ここで初めてプライスナビの相場を精査します。

マーケットが「売り手市場」にある場合、「買」の最高値がいくらなのかを確認しましょう。その最高値が約定していないわけですから、それより高く価格設定できるわけです。

次に、「売」を見ます。売物件が複数ある場合、その売物件の最安値がいくらなのかを見ます。その売物件の最安値と買い物件の最高値が成約していないわけですから、その中間の価格を探ることとなります。

ここで注意しなければならないのは売物件の最安値、買い物件の最高値の「物件詳細」から特約条件やその他の売買条件を確認することです。前述のようにゴルフ会員権のプライスナビは売物件の最安値が「売」掲載覧の最下段、買い物件の最高値は「買」掲載覧の最上段に掲載されるようになっていますから、それらの特約条件やその他の売買条件を確認しなければなりません。

特約条件やその他の売買条件に一般的に合意しにくい条件が提示されていたらその物件は無視して下さい。例えば買い物件の決済が入会後となっていれば、売り手として一般的には合意しにくくなります。特約条件にも特別な条件が付いているかもしれません。よくご覧になって下さい。

その様な一般的には合意の得にくい条件のある場合、最高値の次の高値の物件を見ます。要するに、合意しがたい特約条件のない買い物件の最高値との中間の価格を探るわけです。

いよいよプライスナビに価格を付けます。売りなら売り物件の最低値に近いところの少し低い価格から値を付け、様子を見ながら段階的に価格を引き下げていきます。そうすれば漸減する価格のどこかで「売買申込み」が入るはずです。

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Chapter 3 売物件の全くない売り手市場

次に、同じ「売り手市場」でも売物件が全くない場合はどのように価格設定すればよいのでしょうか。このようなケースでは思い切って買い物件の最高値の何割増しかで価格掲載し、「売買交渉」の反応を見ながら、段階的に価格を引き下げていく方法を講じるとよいでしょう。

このあたりは、いくら市場が低迷しているとは言え、ひとりこのマーケットが金融政策や経済情勢とは関係なく独立しているわけではありませんから、それらも勘案しながら価格設定するのが正しいやり方だと言えます。 そして、相場が上昇過程にある場合なら3割り増しといった思い切った価格を付けても「売買申込み」が入るかもしれません。3割増しというのはあくまで例えで、真意は思い切った価格でも売却できるかもしれないと言うことです。

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Chapter 4 需給バランスのとれた市場

今度は「売」、「買」が拮抗したバランスのとれている状況を考えます。ここでもやはり、売り物件の最安値、買い物件の最高値を見ます。その中間価格が「売買申込み」が入りやすい価格と言えるでしょう。

しかし、買いの最高値に特殊な条件がなく、自身が納得できる価格での買いであれば素早く「売買申込み」を入れて約定してしまいましょう。 価格の開きの大きい場合は、売り物件の最安値に近いところの少し低い価格から値を付け、段階的に価格を引き下げながら様子を見ることとなります。そうすれば漸減する価格のどこかで「売買申込み」が入るはずです。

以上がゴルフ会員権の売りを例にした『じょうずなゴルフ会員権のネット売買』のすべてです。

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Chapter 5 買

これまでは「売」、すなわち譲渡したい方を例にお話しを進めてまいりましたが、ゴルフ会員権を購入したい方、すなわち「買」の場合はこれまで話ししてきた全く逆のことをすればよいことになります。いかがでしょうか。

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Break time ゴルフ会員権は値上がりする?

悲観的なことを言いますが、ゴルフ会員権相場が上昇する可能性は低いと云わざるを得ません。ひとつにはバブル期にゴルフ場建設が過度に進み、日本ではコースが全人口或いはゴルフ人口に比して多すぎると言うことがあります。

純粋に需給関係からみても明らかに超過供給にあります。他方、少子高齢化に伴うゴルフ人口の減少により将来、ますます超過供給の度合いを深めます。 そして、ゴルフ場の経営破綻はいまなお続いています。一部の名門コースはステータスという要素があるので、超過需要となる状況下では値上がりすることもあるでしょうが。 しかし、ゴルフ会員権が投資の対象となるならこの対ゴルフ人口比は無視できるし、相場は値上がりすると思います。

いや、この市場を活性化させ好不況又は金融政策等でゴルフ会員権相場が上昇下落するよう市場を整備しルールを確立して、金融緩和政策による過剰流動性をゴルフ会員権市場に呼び込むのです。そうすれば会員権相場は値上がりすると思います。 ただ預託金償還問題に懲りてプレー権のみで預託金のない会員権は上昇しても限度があるのではないでしょうか。

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Chapter 6 特約条件

「特約条件」をうまく使って下さい。「特約条件」とは、つまり売買条件のことであり、自身が売買条件にしたいことをここに記入下さい。公序良俗に反しない限り、何を条件にしても有効です。

ただ、一般的に受け入れがたい特殊なことを条件にすると、「売買申込み」は期待できなくなります。条件などない方が「売買申込み」は入りやすくなるのは当然です。従って早く売買したい場合は特約条件を付さないことです。 弊社が期待する利用法としては、当該売買コースで株券と預託金証券の両方の会員権が発行されているような場合に、売り買いの「特約条件」にその区別を記入したり、またコースによって種種のゴルフ会員権が発行されているような場合に、その種別を特定したりするような利用の仕方を想定しています。

「サイト利用規約」で証券紛失物件並びに相続物件(物故物件)については売却する際、「特約条件」にそのことを明記し、「売買申込み」を入れる際も、購入者の承諾を得ることになっていますので、ゴルフ会員権購入者は改めて「特約条件」にそれらの物件を拒絶する旨の記述の必要はありません。 ただし、購入者がそれらの物件を受け入れる場合、特約条件にそのことを明記すれば望外の価格で購入できるかもしれません。

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Chapter 7 画像

「画像」もご利用下さい。証券の裏表や携帯会員証(パス券)、ネームプレート類等を、個人を特定できないようネームを隠して、画像をUPして頂くような利用法を想定しています。証券の裏表の他に顔写真をUPできれば、強烈なアピールとなるのは間違いないでしょう。

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Chapter 8 質問と回答

質問と回答は公開されます。これは「売買交渉」ではありません。相手の方の情報に不足を感じるような場合にご利用下さい。質問と回答のこれまでの経緯は、他の方の参考にもなります。質問を受けた際は、誠実に対応することが信頼に繋がるのは言わずもがなです。「売買交渉」は、個々のやりとりですので公開されません。

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Epilogue

なかには多くのゴルフ会員権を所有している方もいらっしゃいますが、通常クラブに入会するのは1カ所もしくは2カ所程度なので、ゴルフ会員権を売買するのは生涯に売り買いで2度、2カ所所属する人においては4度あるだけなのでこのあたりの感覚は得難いでしょうが、多くの売買を経験すれば、この経済状況下でこのコースのプライスナビの「売」、「買」がこのような状況であれば、ズバリこの価格なら売買できるという判断はできるものです。しかし、これまで述べてきたことは、感覚としてご理解して頂けるのではないかと思います。

ゴルフ会員権相場は売買コースのメンバー数にも影響されます。メンバー数が少なく、滅多に売り物件が出ないようなコースでは強気の値を付けられます。時間的余裕がどの程度あるのかによっても、売買の仕方は変わってきます。ゴルフ会員権相場はメンバー数にも影響されます。メンバー数が少なく、滅多に売り物件が出ないようなコースでは強気の値を付けられます。時間的余裕がどの程度あるのかによっても、売買の仕方は変わってきます。

これから相場が下落すると予想できたり、売り急いだりするならズバリ、値にこだわらず、「買」の最高値に「売買申込み」を入れてもよいでしょうし、また時間的余裕があるなら少し高値で頑張ってみるのもよいかもしれません。相場が上げ潮なら多少の高値でも順次「売買申込み」は入ります。 逆にこれから相場が上がると予想できたり、買い急いだりするなら、値にこだわらず、「売」の最安値に「売買申込み」をいれてもよいでしょうし、また時間的余裕があるなら少し安値で頑張ってみるのもよいかもしれません。相場が下げ潮なら多少の安値でも順次「売買申込み」は入ります。

しかし、あまりに相場から懸け離れた価格掲載は、本当に売買したいのか真実みがなく、「売買交渉」が全く入らず誰からも相手にされないということも考慮のうちに入れなくてはなりません。 このようなケースでの長期掲載者には弊社から売買の意志を確かめるため、ご連絡を差し上げることもありますのであらかじめご了解ください。

売りの最安値の物件と買いの最高値の物件とが必ずしも成約するとは限りません。「売買交渉」する中で、交渉相手の方に快い印象がなかったり、不安を感じたりすれば次善の物件との成約も考えられます。 ということで、いずれにしても相手の方とのやりとりに入れば、誠意のある、真実のやりとりをすることに徹すれば良いのです。『じょうずなゴルフ会員権のネット売買』と言っても、何も特別なことはないし難しいことではありません。

何度も申しますがこの、つまるところは誠意ある、真実のやりとりこそが最も大切なことであり、そのことがよりよい取引に結びつくのだと弊社は信じています。 事前のマーケット・リサーチにはいくら時間を掛けてもよいのです。しかし、約定したら、後の相場のことは一切気にしない。後の相場に一喜一憂しても仕方のないことです。大切なことは約定したら互いに相手の方に配慮し、速やかな売買に努めることです。

自らの自由意志で市場に参加し、誰に強制されるのでもなく決めた契約は、速やかに履行されなければなりません。なにより売却した人は早く換金したいでしょうし、購入者は早くプレーしたいものです。 ゴルフ会員権売買の前に「マーケットを読む」。そして約定したら、後の相場のことは一切気にせず、速やかな売買の履行に努める。

これで『じょうずなゴルフ会員権のネット売買』の免許皆伝です。ゴルフ会員権を売買するプロセスを楽しみ、思い通りの結果を得て心秘かに快哉を叫んでみましょう。 プライスナビを眺めていても始まりません。会員ページの「会員登録」から始め、「物件登録」で値付けし、マーケットに一石を投じてみましょう。きっと少しの緊張感や期待感を楽しむことができることでしょう。 「売買交渉」が入れば誠実に対応し、自らの意志を明確にして下さい。そして可能な限りこちらの情報を提供し相手の方の不安を払拭してあげて下さい。簡単なことです。そこには“真実のやりとり”があるだけです。駆け引きなど全く必要ないのです。

しかしマーケットを読むことは大切です。また、このプロセスはとても楽しいものです。あとはWEBで約定させるだけ。めでたく約定したら、取引は弊社の「当社仲介」、または「エスクローサービス」にお任せ下さい。全て弊社が手配、主導しお取引完了までお世話致します。 あなたは机上のパソコンで約定させるだけです。さあ、会員ページから「会員登録」し、ID、パスワードを取得して「物件登録」にお進みください。

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